2014年、私は約30年に及ぶ病院勤務医生活を終え、この大津区新町の地で三木医院内科・循環器内科クリニックを開業しました。
私の父も祖父も、この地域の開業医でした。思えば祖父がこの地で開業したのが1928年ですから、既に90年近い歳月が流れたことになります。亡くなった父は、よく私に「うちは代々町医者じゃ」と語っておりました。地域医療に貢献することが自分の本分であると、ようやく思えるようになった、今日この頃です。
私にとって診療は「一期一会」の出会いの場です、患者さんが外来を受診されることも、在宅医療で私が患者さんのご自宅に伺うことも、全てが出会いです。
この出会いによって患者さんの人生と私の人生が重なります。
何時も悔いの無い医療を患者さんに提供しようと、「一期一会」の思いで日々の診療に臨んでいます。