医院紹介
一般の内科疾患はもちろん、高血圧や心疾患、糖尿病などの生活習慣病の診療も行っております。
また、女性に多い過活動ぼうこう・骨粗しょう症、睡眠障害、禁煙などの相談に来院される方も少なくありません。
地域の皆様が気軽にかかれる一次医療のクリニックとして、幅広い症状に対応し、状況を見極め、 必要に応じて専門医をご紹介いたします。
「病院"らしくない"環境づくり」を工夫していますので、受診へのハードルを低く感じでいただけたら幸いです。
お子様の受診をお考えの方へ 三木医院では満10歳以上の方を対象に診療しております。
10歳未満のお子様は恐れ入りますが、小児科を受診して下さい。
子どもは病気の種類や進行速度も違う為、是非、小児科を受診されることをおすすめ致します。
姫路市の内科・循環器内科の三木医院|在宅医療、漢方、禁煙外来、健康診断にも対応
院内のご案内
①受付
玄関ドアを開けて正面の受付には、常時2~3名の事務スタッフがいます。笑顔とはきはきした応対で、患者さんに少しでも、気持ちよく院内で過ごして頂けるように、事務作業をしています。
かぜやインフルエンザが流行る冬場など、混雑時には忙しくばたばた動いているかもしれませんが、患者さん一人ひとりを大切にする対応に努めています。わからないこと、困ったことがありましたら、いつでも気軽に声をかけて下さい。
②待合室
院長はこのクリニックを開設するにあたって、“病院らしくないクリニック”をめざしました。
院内で、患者さんが一番長い時間を過ごされるのは、待合室かもしれません。待合室はそれほど広くはありませんが、明るくゆったりとした気分で過ごして頂けるように、季節ごとの花や、絵画、観葉植物を置いています。観葉植物は、院長が欠かさず水やりをしたり、こまめな手入れをして、大切に育てています。
病気のかたにとって、このクリニックが気持ちよく、来て頂きやすい場所になるようにと願って、診察以外にも、心を配るように努めています。
③車椅子・女性用トイレ
受付の左手に、高齢や病気のためお身体が不自由な患者さんのために、車椅子の患者さんと介助者がいっしょに入れる、十分な広さのあるトイレがあります。中は広々と明るく、季節ごとの花や、絵などを飾って、リラックスして頂けるようにしています。
④検尿・男性用トイレ
受付と一診の間にあるトイレは、検尿(男女)と男性用のトイレです。
患者さんが、検尿コップを持って院内を歩かなくてもよいように、トイレ内の右手奥に、検尿コップを置ける小窓がついています。コップの中に尿が採れましたら、その小窓のところへコップを置いて退出してください。
⑤院内廊下
待合室から少し奥の廊下は、中待合として、診察の近い患者さんから順に座って頂きます。廊下は天井が高く、天窓を広く明るくとり、開放的な雰囲気を大切にしています。
また、患者さんから寄贈して頂いた、書や絵画を飾っています。
順番待ちの間、リラックスしてお楽しみ下さい。
⑥第一診察室
廊下手前側の診察室を一診と呼んでいます。ここでは、特定検診時の腹囲などの採寸や、車椅子の方、込み入ったお話が必要な方との面談などをしています。また順番待ちの間に、気分が悪くなってしまった方に休んで頂くこともあります。
⑦第二診察室
一診の向こう隣りが第二診察室で、二診と呼んでいます。通常の診察は、ほとんど二診で行います。
医師を前にしても、患者さんが緊張せずに、リラックスしてお話し頂けるように、絵を飾ったり、観葉植物を置いたりしています。病気の症状や、日頃困っていること、悩みなど、心置きなくお話しください。
⑧処置室
処置室には、常時2~3名の看護師が待機しています。
患者さんの採血、注射、点滴、検査をします。看護師は、患者さんが抱えるいろいろな心配事や、悩みに寄り添えるよう努めていますので、気軽にご相談下さい。
⑨レントゲン室
当院のレントゲン室は、身体の不自由な方や、車椅子の方にも利用して頂けるように、立位にも臥位にも対応した機器と、広々としたスペースを確保しています。
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設備のご案内
X線撮影装置
立った姿勢のまま、またお身体が不自由な患者さんは寝た姿勢でも撮影が可能です。 デジタル画像診断システムにより、撮影後約1分で画像の出力ができます。
心臓や肺の疾患の発見や、病態の把握に役立ちます。
心電計
心電計では、患者さんの安静時の心臓の電気的活動(動き)を検査します。
ベッドに仰向けに寝た状態で、両手首両足首と胸に電極を取り付けます。数分間(3~5分)じっとしている間に、心臓の動きの波形を記録します。痛みはありません。
この検査は、心臓のリズムの乱れを記録することにより不整脈の種類の鑑別、波形振幅の大きさや形の変化から心肥大・狭心症・心筋梗塞などが診断できます。
動悸、息切れ、脈の乱れ、胸痛などの症状がある方に有益な検査です。
ホルター心電計
ホルター心電図は、小型の携帯心電計を身体に付けたままにして、日常生活の心電図を約24時間記録する検査です。胸に心電図の電極シールを貼り、腹部に小さな心電計を取り付けます。
この検査では、短時間の心電図検査では捉えられない不整脈の出現頻度や、狭心症の有無を調べることができます。動悸、胸痛、失神などの症状がある方に有益な検査です。
記録時間はおおよそ24時間です。機械をつけた翌日に来院して頂き、取り外します。
機械装着・検査説明に約10分、取り外しに約5分程度かかります。
【ホルター心電計装着時の注意事項】
機械装着時は、入浴・シャワーはできません。
多量の汗をかくと電極シールが剥がれやすくなりますので、激しい運動は控えて下さい。
記録装置は精密機械です。衝撃や落下には十分ご注意ください。
「行動記録カード」をお渡しします。正確な診断のために、機械をつけている間の行動や症状を必ず記録してください。
超音波診断装置:超音波(エコー)検査
人の耳には聞こえない音(超音波)をあてて、体内の臓器や血液の流れる様子を映し出す検査です。放射線被ばくの心配がないので、繰り返し検査が可能で、胎児や妊娠中の方でも安心して受けて頂ける検査です。人工弁やペースメーカーにも影響はありません。
【心エコー検査】
ベッドに寝て、胸にゼリーを塗って検査をします。超音波をあてて、心臓の大きさ、動き、弁の状態、血液の流れなどを観察し、心臓が正常に動いているかどうかを判断します。
心筋梗塞や心臓肥大、弁膜症、先天性心疾患などが診断できます。また、治療方法の選択や、治療効果の判定、手術時期の決定などにも役立ちます。
検査時間は、病気の種類や患者さんの状態などにより異なりますが、最短でも約15~20分程度かかります。
【頸動脈エコー検査】
首に超音波をあて、首の左右にある頸動脈の血管の太さ、動脈硬化の程度、血栓の有無、血液の流れ具合などを調べます。
頸動脈の動脈硬化が強い場合は、心臓の冠動脈の動脈硬化(狭心症など)を合併することが多く、全身の動脈硬化を判断するのに役立ちます。高脂血症、糖尿病、高血圧などの方に有益な検査です。
検査時間は、病気の種類や患者さんの状態により異なりますが、10分程度です。
【腹部エコー検査】
腹部に超音波をあてて、みぞおちから足の付け根まで観察し、腹部大動脈、腎動脈、左右の足へ血液を送る総腸骨動脈の血管の太さ、動脈硬化の程度、血栓の有無、血液の流れなどを調べます。また、腰の方から腎臓を観察し、腎臓の大きさや血液の流れなども調べます。
動脈の一部がふくれて瘤状になった状態が動脈瘤です。破裂することもあるので、早期発見とその後の定期的観察が必要です。また、腎動脈が動脈硬化や血管の病気で狭くなると高血圧になることがあるので、狭窄の有無について調べます。高脂血症、糖尿病、高血圧などの方に有益な検査です。
胃腸にガスや食物が溜まっていると、超音波が妨げられ十分な検査ができなくなります。検査当日は、朝からの飲食を控えて下さい。常用薬は飲んでも差し支えありません。
検査時間は、病気の種類や患者さんの状態により異なりますが、15分程度です。
【下肢動脈エコー検査】
足全体に超音波をあて、足の付け根から足先にかけて走行する動脈の血管の太さ、動脈硬化の程度、血栓の有無、血液の流れなどを調べます。
歩くと足が痛くなり、休むと楽になる症状を間欠性跛行といいます。閉塞性動脈硬化症の方に現れる症状です。足先が紫色に変色したり、冷えて痛んだりすることもあります。動脈硬化による狭窄や閉塞の場所、範囲や、動脈瘤や血栓の有無などについても調べます。
高脂血症、糖尿病、高血圧などの方に有益な検査です。
検査時間は、病気の種類や患者さんの状態により異なりますが、15分程度です。
【下肢静脈エコー検査】
足全体に超音波をあて、静脈の太さや形態、血栓の有無などを調べます。静脈には血液を効率よく心臓に戻すためにいくつもの弁が付いており、この弁の機能不全によっておこる疾患もあります。下肢静脈には深部静脈と表在静脈があり、症状や疾患の種類によって、検査の内容や検査時間が変わります。
*深部静脈検査
長時間足を動かさずに同じ姿勢でいると、足の深部にある静脈の血液の流れが悪くなり、血栓ができます(一般にエコノミークラス症候群、ロングフライト血栓症といわれています)。この血栓が血流にのって肺まで流れていき、肺の血管を詰まらせてしまう病気が肺塞栓症で、死亡につながることもあります。
この検査では、足の静脈の血栓の有無や、血栓の場所、範囲を調べます。長時間同じ姿勢で仕事をする方、高齢者、手術後、肥満、経口避妊薬(ピル)を使用したことがある方、妊娠中・出産直後の方で足に発赤、腫脹、痛みなどの症状がある場合に有益な検査です。
*表在静脈検査
下肢の皮膚表面に近い静脈が拡張して蛇行し、瘤のように膨らんだ状態になる下肢静脈瘤は、静脈内にある弁の障害により血液が逆流し、足に血液が停滞することで起きる病気です。
この検査では、静脈の太さや走行、瘤の種類、血栓の有無などを調べます。足の血管が表面にぼこぼこ浮き出ている、足のむくみやだるさがひどい、足の皮膚がかゆく発赤や湿疹がある、色素沈着などの症状がある方に有益な検査です。
検査時間は、病気の種類や患者さんの状態により異なりますが、15分程度です。
【上肢血管エコー検査】
腕に超音波をあて、腕の動脈や静脈の血管の太さ、動脈硬化の程度、血栓の有無、血液の流れなどを調べます。
検査時間は、病気の種類や患者さんの状態により異なりますが、15分程度です。
血圧脈波検査装置
脈の伝わる速度を測ることで、心血管病の発症リスクがわかります。 測定方法は簡単で、血圧を測るような感覚でほとんど痛みはなく、5分程度で終了します。CAVI(動脈の硬さ)とABI(動脈のつまり)を測定することで、血管年齢、動脈硬化の進行程度がわかります。
脈波速度が速い人は高血圧になりやすく、さらに心血管病発症のリスクが高いことがわかっています。
40歳以上で、高血圧、高脂血症、糖尿病、肥満症の方、運動不足、冷感・しびれ感、喫煙などの思い当たる方に有効な検査です。
自動血球計数CRP測定装置
血球計数とは血液検査の一種で、血液中に含まれる赤血球、白血球、血小板などの成分を分類し、計測する検査のことです。
体内に炎症が起きたり、組織の一部が壊れたりした場合、血液中にたんぱく質の一種CRP (C反応性タンパク=C-リアクティブ・プロテイン)が現れます。このCRPは、正常な血液の中にはごく微量しか見られない為、炎症の有無を判断するのにこの検査を行います。
陽性反応が強い場合は、細菌などの感染症、膠原病、リウマチ熱、心筋梗塞、肝硬変、敗血症、悪性腫瘍、結核などが疑われます。弱陽性の場合でも、ウィルス性疾患、急性肝炎、脳炎、内分泌疾患などの疑いがあります。
ヘモグロビンA1Cアナライザー
糖尿病の検査に使う機器です。静脈から採血するか、指先を軽く針で突くかして、ごく微量の血液を採取してこの機械にかけ、血液中の糖化ヘモグロビン(ヘモグロビンA1C)の量をはかります。血液を採取してから結果が出るまで、わずか6分程度で、患者さんの負担の少ない検査です。
ヘモグロビンA1Cは過去1~2ヶ月の血糖値を反映します。テストに例えるなら、今日のテストの点数が血糖値で、過去1~2ヶ月のテストの平均点がヘモグロビンA1Cです。
心筋障害・心不全・血栓などバイオマーカー迅速測定装置
バイオマーカーとは、生体から得られたタンパク質などの物質で、ある病気の存在や進行度をその濃度に反映するものです。
心筋梗塞の場合:冠動脈が詰まることで、心筋への血流が途絶え、心筋細胞が障害されます。心筋が壊れると、心筋に含まれる酵素やタンパクが血液中に流れ出てくるので、血液検査でその酵素やタンパクの濃度を調べ、心筋障害の有無を判定します。
この測定装置は少ない血液量でも、迅速に正確に調べることができます。また発症後1~2週間たった心筋梗塞を確認することもできます。
心不全の場合:心臓にストレスが加わると、心筋細胞から血圧を下げ、利尿を促して、心臓を保護するような心臓ホルモンが分泌されます。このホルモンの濃度が高い程、心臓の負担が大きいことを意味し、心不全の早期診断や、治療効果の判定、予後予測などに役立ちます。
血栓の場合:下肢深部静脈に血栓という血の塊ができることを深部静脈血栓症といいます。それが肺動脈に流れて、血管を詰めたものが肺塞栓症(エコノミークラス症候群)です。
血栓ができると、血栓を溶かそうとする線溶系がはたらき、血栓の分解に関連した生成物ができます。
この濃度を測定することで、血栓の存在を予測することができます。
全自動血圧計
待合室の奥(車椅子用トイレ前)に、自動血圧計を置いています。自動ですので操作が簡単で、患者さんご自身で測って頂けます。何かご不明な点がございましたら、いつでも遠慮なく受付スタッフや看護師にお尋ねください。
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